
2026.07.21 | 研修・品質向上
【国内研修】スタッフ向け「洗剤の基礎学習」専門研修を実施しました
■ 主な研修内容と現場への導入ポイント
1. 「物理作用×化学作用」によるダメージレス清掃の徹底
汚れ除去の原理:汚れを水や洗剤に溶解・浮遊させ、正しく除去する物理・化学的メカニズムを再確認しました。
建材保護の徹底:不適切な研磨や強酸・強アルカリ洗剤の乱用は、建材の表面に微細な傷をつけ、かえって「汚れがつきやすい悪循環」を引き起こします。当社では、建材を傷つけずに汚れだけを落とす最適な薬剤と工具の選定を徹底いたします。
2. 水質特性に応じた衛浴(水回り)スケール除去
水垢(シリカ汚れ)の分解:頑固な水垢成分 (SiO₂等)に対し、クエン酸等の弱酸性洗剤を用いたラップパック(密封浸潤)による効率的な軟化・除去技術を習得。
ダイヤモンドパッドによる帯水研磨:乾式研磨による傷防止のため、必ず水を併用した高目数(1000番以上)の精密ポリッシングを実施し、美観を復元します。
3. 建材ごとの特性に応じた洗剤選定(事故防止管理)
PVC床・ノーワックスフロア:酸性洗剤の誤用による変色を防ぐため、専用の中性洗剤およびメーカー指定の剥離剤を徹底。
天然大理石・御影石:酸に弱い大理石への酸性洗剤使用を厳禁とし、事前に目立たない場所でのテスト施工を義務化。
ステンレス(金属):不動態皮膜(防錆層)を破壊しない専用中性洗剤を使用し、ヘアライン加工の方向に沿って丁寧に清掃。
無垢フローリング(木材):水分・洗剤の吸収による反りや膨らみを防ぐため、水分の厳密なコントロールと吸塵主体のメンテナンスを徹底。
4. 法令遵守(労働安全衛生法)と作業安全管理
薬剤の統一管理:個人の経験に頼った配合を禁止し、社内統一のSDS(安全データシート)に基づくSOPマニュアルを作成・遵守します。
カーペットクリーニング技術:洗剤使用後の十分なすすぎを徹底し、洗剤残留による二次汚染を防ぎます。

■ 研修概要
弊社では、サービスの品質向上とお客様へ安全・快適な空間を提供するため、定期的なスタッフ研修を実施しております。
この度、東京ビルメンテナンス会館にて開催された「洗剤の基礎学習」専門研修に当社スタッフが参加いたしました。
本研修では、水質特性、汚れ除去の科学的メカニズム、合成洗剤と各種建材の適合性に関する実践的な知識を深めました。



2026.08.27 | 国際連携・学習
【海外連携】国際清掃業界のオンライン勉強会に参加しました
― 専門知識を学び、清掃品質のさらなる向上へ ―
■ 研修を通して
今回の研修を通じて、清掃は単に汚れを除去する作業ではなく、汚れの性質、清掃対象となる素材、使用する洗剤や道具の特性を正しく理解した上で、適切な方法を選択する専門的な業務であることを改めて認識しました。
特に、汚れを効率よく除去するための化学的・物理的な考え方や、素材を傷めずに本来の状態を維持するための洗剤・用具の選定について、体系的に学ぶことができました。
また、清掃品質だけでなく、作業中の事故防止や衛生管理、適切な作業手順、効率的な動線など、安全性と生産性を両立させるための考え方についても理解を深めました。
今後は、現場ごとの汚れや素材、使用環境を的確に見極め、状況に応じた清掃方法を選択できる専門性を高めてまいります。
経験だけに頼るのではなく、根拠に基づいた清掃技術と判断力を現場に取り入れ、より再現性の高いサービスの確立を目指します。


ーSDGs目標14「海の豊かさを守ろう」の達成を目指し、持続可能な社会づくりに貢献しますー
環境省「Plastic Smart(プラスチック・スマート)」推進と海洋保全への取り組み
■ 1. 「Plastic Smart(プラスチック・スマート)」参画と海洋保全への想い
近年、海洋プラスチックゴミによる水質汚染や生態系への影響が世界的な課題となっています。海に流出したプラスチックは長期間分解されず、マイクロプラスチックとなって海洋生物や私たちの食の安全に大きなリスクをもたらしています。
当社は、持続可能な開発目標(SDGs)の目標14「海の豊かさを守ろう」および目標12「つくる責任 つかう責任」の達成に向け、環境省が推進する「Plastic Smart」キャンペーンに賛同・参画しています。
プラスチックを正しく賢く使い、環境負荷を最小限に抑える「Plastic Smart」の取り組みを自社で実践・発信することで、豊かな海と美しい地球環境を未来へ引き継ぐ貢献を果たしてまいります。
■ 2. 当社が推進する「Plastic Smart」アクション
当社では、「Plastic Smart」が掲げる重点テーマ(「ひろい」「へらし」「ひろめ」「つくる」)に基づき、事業活動および社内運用において以下の具体的施策を実施・推進しています。
【 拾う(クリーンアップ活動)】
・海岸・地域クリーンアップの実施:社員ボランティアによる海岸清掃および地域清掃活動を実施し、プラスチックゴミの海洋流入を未然に防止しています。
■ 3. 今後の展望と社会へのメッセージ
【減らす・回収する(リユース&分別・リサイクル)】
・環境配慮型清掃用具の導入:清掃活動で使用するゴミ袋や用具には、生分解性プラスチックや再生プラスチック製品を採用し、清掃プロセスにおける環境負荷低減を徹底しています。
・プラスチックの再使用・再生利用(リユース・リサイクル):事業所で発生するプラスチック廃棄物の厳密な分別回収を行い、高水準のマテリアルリサイクルおよび再資源化を推進しています。
・ワンウェイプラスチックの削減:オフィス内での使い捨てプラスチック製品の使用を削減し、マイボトルの利用推奨や詰め替え用商品の採用など、リユース(再利用)の取り組みを徹底しています。




海洋プラスチック問題の解決には、行政・企業・市民一人ひとりの連携と継続的なアクションが不可欠です。
当社はこれからも「Plastic Smart」のオフィシャルパートナーとして、自社における環境配慮行動を強化するとともに、社会全体へ海洋保護の重要性を広く発信してまいります。持続可能な未来と綺麗な海を守るため、皆様とともに「プラスチックと賢く付き合う社会」の実現に努めてまいります。
■関連リンク
・環境省「Plastic Smart」公式WEBサイト:http://plastics-smart.env.go.jp/
確かな技術を、確かな品質へ
清掃品質と安全性の向上に向けた
研修を実施しました
03安全管理と作業効率を両立する現場づくり
― スタッフの安全が、安定したサービス品質を支える ―
高い清掃品質を維持するためには、スタッフが安全かつ無理なく作業できる環境が不可欠です。
研修では、アップライト型・ポット型掃除機やフラットモップを使用したフロア清掃を題材に、作業効率だけではなく、身体への負担を抑え、長期的に安定した作業を行うための姿勢や動作について実技を行いました。
また、電源コードや清掃用具の適切な管理、作業中断時の用具の置き方など、転倒事故や器物破損につながるリスクについても確認しました。
「安全に作業すること」は、清掃品質を守るための基本条件の一つです。
当社では、安全を品質管理の一部として捉え、日々の現場におけるリスク低減に取り組んでいます。
02衛生管理と交差汚染防止の徹底
― 見える汚れだけでなく、衛生環境まで考える ―
水回りの清掃では、見た目の美しさだけでなく、衛生面への配慮が欠かせません。
研修では、洗面台や衛生器具の清掃を題材に、適切な保護具の使用や、素材・建材に応じた清掃用具の選択など、衛生と設備保全の両面から考える清掃について確認しました。
さらに、水拭き用・乾拭き用など、用途に応じてタオルを色分けするカラーコード運用についても徹底。
清掃用具の使い分けを明確にすることで、作業区域間での交差汚染を防ぎ、より衛生的な作業環境を維持します。
当社では、単に「汚れを落とす」のではなく、使用する場所・素材・衛生環境まで考慮した清掃を大切にしています。
― 確かな技術と現場力を、安定したサービス品質へ ―
当社では、お客様に安心して清掃サービスをお任せいただくため、清掃技術の向上だけでなく、品質の標準化、安全管理、現場スタッフの教育・育成にも継続的に取り組んでいます。
その一環として、2026年9月26日・27日の2日間、清掃スタッフおよび現場管理者を対象とした社内研修を実施しました。
今回の研修では、日常清掃に必要な基本技術を改めて確認するとともに、「誰が担当しても一定の品質を維持できること」「安全かつ効率的に作業できること」「現場で発生する変化や課題に、チームとして適切に対応できること」を重視しました。
私たちは、こうした日々の積み重ねこそが、長期的な信頼につながると考えています。
01清掃品質の標準化と再現性の向上
― 一人ひとりの技術を、チーム全体の品質へ ―
清掃サービスにおいて重要なのは、担当者によって仕上がりに差が生じない、安定した品質を継続して提供することです。
研修では、テーブルや家具などの拭き上げ作業を通じて、タオルの「8つ折り」など、清潔な面を適切に使い分ける基本技術を再確認しました。
また、汚れの再付着を防ぐための清掃面の管理や、ムラなく効率的に仕上げるための標準的な動作についても実技を通して確認しました。
こうした基本動作をスタッ フ間で共有し、個人の経験や感覚だけに頼らない、再現性のある清掃品質を目指しています。
04「報連相」による現場対応力とチーム力の向上
― 現場の気づきを、組織の力へ ―
清掃現場では、予定どおりの作業だけでは対応できない状況が発生することがあります。
そのため、現場スタッフ一人ひとりが変化や異常に気づき、必要な情報を正確かつ迅速に共有することが重要です。
今回の研修では、現場で発生した気づきや突発的な状況に対して、「報告・連絡・相談」を適切なタイミングで行うことの重要性を改めて確認しました。
個人の判断だけで問題を抱え込むのではなく、必要な情報をチームで共有し、適切な指示・判断につなげる。
こうした組織としての対応力を高めることが、安定したサービス提供につながります。
人材育成を、サービス品質へ
今回の研修で確認したのは、清掃の技術だけではありません。
一つひとつの作業を丁寧に。
一人ひとりのスタッフを確実に育てる。
そして、個人の技術をチームの品質へつなげる。
これからも当社は、清掃技術・安全管理・衛生管理・現場連携のさらなる向上に取り組み、お客様に安心してお任せいただける、信頼性の高い清掃サービスを提供してまいります。



